介護タクシーの記録と実務
一人の介護タクシー事業者の、
正直な記録。
開業の手続きから、日々の帳簿、収支の現実まで。関東で介護タクシーを営む現役事業者が、一次情報と実体験だけで書いています。
最新の記事
介護タクシーの酸素・吸引はどこから違法か——通知が引いた線と、合法の道
自分の状態を確かめる
帳簿と記録の義務 全8篇
開業しても、帳簿のことは誰も教えてくれませんでした。現役の介護タクシー事業者が、記録の義務をひとつずつ確かめていった記録です。第1回から順にお読みいただけます。
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介護タクシーの帳簿は、誰も教えてくれなかった — 営業ナンバーをもらった日に気づくべきだったこと
介護タクシーを始めて少し経ったころ、私はこの車の記録を何も持っていないことに気づきました。調べると、作成義務があった。でも誰も教えてくれなかった——帳簿の存在に気づいた日のことを、関東の現役個人事業主が正直に書きます。
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介護タクシーの監査は、新規開業者こそ入口に立っている — 処分は「軽い注意」では済まなかった
開業したばかりだから監査は来ない、来ても軽い注意で済む——そう甘えていた私が、公表されている行政処分のデータを見て認識を改めた記録です。処分は文書警告から長期の車両使用停止まで現実に出ていて、監査の対象には新規開業者がはっきり挙げられている。原則は事前連絡なし、記録は後から作れない。確率は低くても、当たれば事業存続に関わる。だから備える、と腹をくくるまでを書きました。
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介護タクシーで最初につける3つの記録 — 点呼・日常点検・運行の記録を紙でやってみて分かったこと
監査を知って腹をくくった私が、まず何から記録を始めればいいのかを調べ、点呼・日常点検・運行という3つの記録に行き着くまで。項目は決められていて、紙でやってみると毎日のレ点や月替わりの印刷がとにかく面倒でした。義務は変えられないけれど、その残し方は工夫していい——自分に合った続け方を探し始めた、その気づきまでを関東の現役個人事業主が正直に書きます。
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介護タクシーの適性診断、『個人だから関係ない』と言われた — 自分で確認したら、必要だった
介護タクシーの開業時、窓口で『個人事業主なら受けなくていい』と説明された適性診断。あとから自分で一次情報を調べると、実は受診が必要でした。免除されるのはどんな人か、なぜ説明と制度が食い違ったのか。制度が複雑だからこそ、大事なことは自分で確かめる——その気づきまでを、関東の現役個人事業主が正直に書きます。
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介護タクシーの教育記録 — マニュアルは渡されていた。義務だとは、読めなかった
介護タクシーの運転者教育(指導監督)は、一人で営む個人事業主も対象です。許可のときに渡されたマニュアルを参考資料だと思い込み、記録・年間計画・特別な指導の義務を後から知った現役事業者が、読み違えた経緯と積み直しを正直に書きました。
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介護タクシーの事故記録 — 起きてからでは、作れない帳簿
ウィンチが動かず、ギアに触れた瞬間、車がわずかに動いた——何も起きなかった日と報告案件の距離は近い。事故の記録だけは、起きてからでは作れない。冷静なうちに流れを決めておく理由と、健康管理に共通する構造について、現役の介護タクシー事業者が書きました。
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介護タクシーの年次報告 — 唯一教えてもらえた義務は、日々の記録がないと書けない書類だった
介護タクシーの年に一度の報告——輸送実績の報告書は、日々の運行記録がなければ書けない書類でした。唯一窓口で教えてもらえた義務が、日頃の記録と繋がっていたと気づくまでの、現役事業者の記録です。
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介護タクシーの帳簿、あなたはいくつ揃っていますか — 10問で数えてみる
開業してから一つずつ調べてきた記録の義務を、10問で数えられるセルフチェックにしました。紙でつまずいた私自身の経緯と、いま業務を回している方法も書いています。
開業してからの現実 全11篇
開業は始まりでしかありませんでした。最初の依頼から、料金・営業・リピーターまで、半年の正直な記録です。第1回から順にお読みいただけます。
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開業まもない朝、誰も知らないはずの電話が鳴った — 救急隊出身の私が一人で患者を運んだ初めての依頼
開業まもない朝、誰も知らないはずの電話が鳴った。救急隊出身の個人事業主が、営業もしていないのに舞い込んだ初めての依頼で、たった一人で患者を運び出した一部始終。介護タクシー開業のリアルを当事者が綴ります。
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介護タクシーは月何件で食えるのか — 開業半年、まだ生存線に届いていない私の正直な収支
介護タクシーは開業して儲かるのか。食べていくのに必要な件数、月別の実際の売上、まだ生存線に届いていない開業半年の収支を、隠さず実数で公開します。これから開業を考える人に、きれいごとでない現実を伝える記録です。
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介護タクシーの料金、安くしたら逆に伸びなかった — 5分刻みの低価格から値上げに転換した実体験
介護タクシーを安くすれば選ばれると思っていました。でも5分刻みの低価格では伸びず、値上げに踏み切ったらむしろ感謝が増えた。価格が品質のシグナルになる——半年の試行錯誤でたどり着いた、料金の考え方の実体験です。
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介護タクシーの営業が空振るのは努力不足ではなかった — 名刺200枚・リーフレット500枚を配って気づいた市場の構造
名刺もリーフレットも配り尽くしたのに、依頼はほとんど来ませんでした。でもそれは努力不足ではなく、自分が営業しているエリアの構造に理由があった。半年配り歩いて気づいた、介護タクシーの市場の読み方の実体験です。
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介護タクシーの勝ち筋は、安さでも営業量でもなかった — 救急隊の経験が、私にしか運べない依頼を連れてきた
価格を下げても、営業量を増やしても、依頼は伸びませんでした。半年の空振りの末にたどり着いたのは、救急隊として現場に出てきた経験が活きる、自分にしか引き受けにくい依頼があるという気づき。強みで戦うという話の実体験です。
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介護タクシーの依頼は「病院ルート」で決まっていた — 半年やって見えた集客の構造と、まだそこにいない私
介護タクシーの依頼が、どこから来ているのか。半年やってわかったのは、病院を起点とした集客の構造でした。なぜ退院時の搬送に既存の受け皿が届きにくいのか、そして自分がまだそこに入れていない理由を、現役の個人事業主が正直に書きます。
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介護タクシーの開業でインボイス登録は必要か — 私が登録しなかった理由
介護タクシーを開業したら、インボイス登録はしたほうがいいのか。結論から言うと、私は登録していません。なぜ介護タクシーの仕事ではインボイスを求められないのか、登録しないという選択の理由を、現役の個人事業主が正直に書きます。
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介護タクシーのリピーターは「安いから」ではなかった — 半年やって見えた、また呼ばれる人の共通点
介護タクシーのリピーターは、料金が安いから生まれるのではありませんでした。半年やって見えたのは、また呼ばれる人に共通する一点。価格以上だと感じてもらえたかどうか——リピートの本当の理由を、現役の個人事業主が正直に書きます。
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介護タクシー開業で続かない人の共通点 — 真面目に準備した人ほど見落とす「見る順番」
介護タクシーで開業して続かないのは、怠けたからではありませんでした。真面目に準備した人ほど、ある順番を見落とす。半年やって自分も間違えた側だからこそ見えた、つまずきの構造を、現役の個人事業主が正直に書きます。
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営業しても無音だった半年 — 需要はあるのに繋がらない理由
介護タクシーの需要は確かにあるのに、営業しても反応がない——開業して半年、その「無音」の理由がようやく見えてきました。依頼は紹介で流れていて、パンフレットでは繋がらない。需要と自分の間にある構造を、現役の個人事業主が正直に書きます。
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介護タクシーの酸素・吸引はどこから違法か——通知が引いた線と、合法の道
介護タクシーで酸素や吸引を扱うことは、どこから違法になるのか。無資格者にできないのは酸素吸入の開始と停止——医政局長通知が引いた線を一次資料で確認し、看護師同乗・救急救命士・本人機器の運搬・喀痰吸引等制度という合法の道を整理した。料金表の書き方が実態の自白になる、という話も書いた。
開業の手続き 全10篇
許可申請から運賃の認可まで。一人で開業した実体験を、手続きの順にまとめています。手続きの流れに沿って並べています。
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介護タクシーは個人で開業できる — 「個人向けの手引きがない」運輸局サイトの迷宮と正しい入口
介護タクシーは個人事業主でも開業できます。しかし運輸局サイトに個人向けの通しの手引きはなく、必要な資料は法人タクシー側にあります。その理由と、資金から運輸開始までの全ステップの道筋を現役事業者が示します。
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運輸局への電話のかけ方 — つながる時間帯・第一声の型・介護タクシー開業の実例2つ
介護タクシーの開業準備で運輸局に電話するときの、つながりやすい時間帯・第一声の型・かけ先の使い分けを、電話で初めて分かった実例2つ(適性診断・増車書類)とあわせて現役事業者が解説します。
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介護タクシー許可申請の必要書類はほぼ全部が初見だった — 全添付書類の地図と「作り込む塩梅」の正解
介護タクシー許可申請の添付書類を「自分で作る/役所等で取る/契約・見積で揃える」の3分類で一覧化。作成例の有無とつまずき度、「大雑把に作って運輸局に聞く」に至った実体験、添付書類自体が変わっていた事実まで現役事業者が解説します。
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介護タクシーの二種免許、一発試験なら約4万円で取れる — 教習所との差額20万円以上の実体験
二種免許は運転免許試験場での一発試験なら総額約4万円・約2ヶ月で取得でき、教習所との差額は20万円以上。学科・技能とも1回で合格した現役介護タクシー事業者が、勉強法から技能試験のコツまで全工程を実体験で解説します。
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自宅は介護タクシーの営業所にできる? — 用途地域の壁と、1部屋を営業所と休憩仮眠施設に分ける方法
自宅を介護タクシーの営業所にできるかは、用途地域と施設要件の2つで決まります。第一種中高層住居専用地域でも可能だった経緯、窓口の回答を鵜呑みにせず確認すべき先、営業所と休憩仮眠施設を1部屋に収める区分けの実際を現役事業者が解説します。
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介護タクシーの「幅員証明書」はもう要らない — 現行の添付書類から消えた書面と、消えていない幅員要件
介護タクシーの開業申請で「幅員証明書が必要」と書くネット記事は多いが、現行の手引き(福祉輸送限定用)の添付書類一覧に幅員証明書は載っていない。前面道路の幅員要件そのものは審査基準に残るが、添付書面は変わった。去年実際に取得した当事者が、古い情報との食い違いを一次情報で整理する。
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介護タクシー開業資金は本当に300万円必要? — 実額207万円で許可された計算式の全部
介護タクシーの開業資金「300万円説」は半分誤解。正解は公式の計算式「自己資金≧所要資金の50%かつ当初資金の100%」です。約207万円で許可された筆者の実額(車両費・運転資金・保険料)を全公開し、「50%でいい」の誤読も解説します。
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介護タクシーの許可申請は一発で通らない — 補正連絡が来た5つの実例と、焦らなくていい理由
介護タクシーの開業申請は一発では通らないのが普通です。提出後に届く「補正」の連絡は却下でも準備不足でもなく、行政手続法に基づく正式な手続き。筆者の申請に実際に来た5つの補正指摘を当事者の経験として紹介し、補正が来ても焦らなくていい理由を伝えます。
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介護タクシーの申請後に車両が変わったら — 補正ではなく「追加申請」という別の手続き
介護タクシーの許可申請を出した後に車両が変わってしまったら。補正(訂正)ではなく追加申請という別の手続きになります。購入予定車両が売れて約135万円の車両に変更し、資金計画を作り直した実体験を記録しました。
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介護タクシーの運賃は自由に決められない — 公示の「自動認可運賃」から選び、時間制でメーターを不要にした実体験
介護タクシー(福祉輸送)の開業時、運賃は自由には決められない。関東運輸局が公示する自動認可運賃表から選んで申請する仕組みと、時間制を選んでメーターを不要にした実体験を、当事者が解説します。